point.gif奥飛鳥(オクアスカ)14.jpg

 大字稲渕から栢森にかけての飛鳥川沿には、南淵請安の墓とされる石碑(写真左中央)や飛鳥川の飛石と呼ばれる石、美しい棚田の風景が存在する。南淵請安は推古天皇六(608)年、遣隋使小野妹子らとともに隋に渡った留学生のうちのひとりで、大化の改新を計画した中大兄皇子と中臣鎌足に大陸の新しい様々な知識などを伝授したとされる渡来系漢人である。神明塚という小さな丘にある、寛文二(1662)年建立の"南淵先生之墓"と刻まれた石碑が建つ場所を一般的に南淵請安の墓としている。この川に沿って稲淵、栢森を通り芋峠へと続き、吉野へと抜ける道が存在したと考えられており、持統天皇のたび重なる吉野行幸にはルートの一つとしてこの川沿いの道も想定されている。

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