point.gifキトラ古墳(キトラ コフン)03.jpg

 直径14m弱の円墳で、高さ約3.3mの二段築成となる。発掘調査により、排水施設の存在や版築とよばれる古代の土木工法によって墳丘が築かれていたことが明らかにされた。埋葬施設は凝灰岩の切石を使用した石槨で、天井石の内側は、マルコ山古墳と同様に屋根形に掘り込まれている。石槨の壁面には朱雀を含む四神図や、十二支を表したと考えられる獣面人身像、日像・月像などを配した本格的な天文図が描かれていたことが、明らかにされた。これらの画題は、中国や朝鮮半島の壁画古墳にもみられることから、大陸における文化の影響を多分に受けていることを感じさせる。墳丘や、石槨の構造、壁画などから高松塚古墳、マルコ山古墳同様、7世紀末~8世紀初頭に築かれたと想定されている。

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