豊浦宮跡・豊浦寺跡(現 向原寺)(トユラノミヤアト(コウゲンジ)) 寺・神社遺跡・跡地
日本最初の女帝である推古天皇は592年に即位するが、崇峻天皇暗殺から間もない時であったため、新たに大規模な宮殿を築かなかったとする考えがあり、それが蘇我氏の邸宅の一部を転用した豊浦宮と考えられている。飛鳥時代の幕開けである。その後、宮は豊浦寺となるが、発掘調査の結果、金堂・講堂など伽藍配置の一部が明らかとなっている。また、出土した瓦からは飛鳥寺との関係が深いことや、遠隔地からも供給されていたことなどが判明した。
基本データ
所在地 | 奈良県高市郡明日香村豊浦630 |
拝観料 | 境内無料 |
駐車場 | なし |
アクセス | 近鉄「橿原神宮前駅」より、奈良交通バス岡寺行き「豊浦」下車 |
お問い合わせ | 向原寺 0744-54-2512 |